【workaway体験】語学力を伸ばすのに最適な手段か?アルプス山脈の麓でイタリア語を学んでみた結果

ためらうネコ。
ためらうネコ。
ねぇ、フクロウくん。
ネコくんじゃないか。どうしたんだい。
さすらうフクロウ。
さすらうフクロウ。
ためらうネコ。
ためらうネコ。
きみ、これまでいろんな国でWorkawayをしてきたんだろう。それでぼく、思ったんだけれど。
ためらうネコ。
ためらうネコ。
現地の人とずっといっしょに過ごすわけだから、
うまく行けば その国の言語を学ぶためにも使えるんじゃないか、と思いついて。
ためらうネコ。
ためらうネコ。
どうなんだろう?
なるほど・・・。ではちょっとためしてみようか!
さすらうフクロウ。
さすらうフクロウ。

海外旅行をする人にとって、workaway は注目のプラットフォーム。
ボランティアをする代わりに、中長期(数週間~数か月間)にわたって無料で現地家庭に滞在できます。

フクロウはこれまで、5回ほど使ってきました。
ルクセンブルク、ポーランド、イラン、タイ、ベトナム・・・。

そのさまを見て、慎重なネコくんは 思いつきました。
これは、費用をかけずに語学を伸ばす 最適な手段になるのではないか?と。


なぜWorkawayで言語学習?

最も適した語学学習とは?
最も適した語学学習とは?

ある言語を集中的に学びたい!とき、現地の語学学校に通う という手段があります。
ただ、多くの場合において 費用はとても嵩むでしょう。
数週間~数か月でも、おそらく数十万円はするはず・・・。

この点、workawayを使えば *滞在費や食費がただになる。
ちゃんと整った形での授業は受けられないけど、
現地の人と生活を送る中で 直にコミュニケーションを図ったり、
その言語環境に 四六時中身を浸すことができる(=授業料がかからない)。

本人のやる気次第で、いくらでも伸ばせるのではないか。
長らく頭の隅にあった計画。今回、実行してみました。

いいこと尽くしのようにも見えるけど、実際どこまで効力あるんだろう?
さすらうフクロウ。
さすらうフクロウ。

*ホスト先によって、いくらか支払うこともあります。


やってみた

●イタリア語を二週間!

Italian
Clker-Free-Vector-Images / Pixabay

著者は長年、イタリア語をやってみたいと思っていました。
ほとんど初心者ですが、スペイン語(イタリア語にとても似ている)の知識があったため
比較的学びやすく、すらすらと 頭に入ってきます。

とはいえ、ちゃんと本格的に学ぶのは初めてです。
このゼロ状態から、現地に飛び込むと どこまで伸びるのでしょーか!

イタリアのworkaway
イタリアのworkaway (Google Map)

今回は、イタリア最北部・アルプス山脈のふもとへ。
滞在日数は二週間+αほど。正直、言語学習にしては少ない!と思いますが

この生活を続けていって ちゃんと伸びていきそうか」を検証できればいいかな、と思ったので
今回はこの日数にしました。

●どんな暮らし?

アルプス山脈のすぐ近く。
アルプス山脈の家。キッチン。

山のすぐ近くにあるお家。
けっこう北という北です。イタリアの春といえど、とても寒いのです。
標高も高いからなおのこと・・・。

イタリア人男性とアルゼンチン人女性(イタリア語流暢)のカップルのもと、
自家製農園や家事のお手伝いをしていました。

くるみ割り
農園の近くでとれた、くるみを割ったり。

週2日のお休みと、週5日の労働。
だいたいのスケジュールとしては、

9:00 朝ごはん
12:00頃まで 作業
13:00 お昼ごはん(いっしょ)
15:30-18:00 作業
19:00-20:00 夕ごはん(いっしょ)
22:00-23:00 就寝

という感じでした。

お昼ごはんや夕ごはんの時には しばしば地域の友人たちも招かれて 一緒に食卓を囲みました。

アルプスの空気。
アルプスの空気。

 

●どうやって学んでいった?

ひとまず、ゼロからのスタートだったため
日本から イタリア語の文法書や単語帳のテキストを持っていきました。
基本的なことは自分で 何もない時間を利用しつつ、学んでいきました。

学んだ基礎的な構文・単語を駆使しながら
ホストさんらと顔を合わせるたびに、言えそうなところはイタリア語で言ってみる。

雑談や食事でも。
生活空間に密着して 聴くスキルを上げていこう。

なので、
空き時間 ⇒ インプット (自身で文法や単語習得)
イタリア人との時間 ⇒ アウトプット (話したり聴いたり)

というルーティーンで学んでいくスタイルが基本になりました。


うまくいったこと

うまくいったことは?
niekverlaan / Pixabay

●ところどころの単語は聞き取れるように

イタリア語の中でも、もっとも基本的・頻繁に出てくる単語に関しては、
ある程度 聴き取れるようになりました。

「arancia (オレンジ)」「padre (父親)」「cucina (キッチン)」…

また、とくに接続詞は どんな会話においてもほとんど出てくるため
何度も反復して聴いていく中で、すっかり耳につきました。

「più (さらに/もっと)」「ma (だけど)」「quindi (だから)」…
「あ、今 “だけど” って話を切り替えたな」、というところまでは理解できました。

生活上の言葉はすぐになじむ

あいさつの表現は すっと頭に入ってきます。
「Buongiorno (おはよう)」「Buonasera (おやすみ)」などは毎日言うので もちろんのこと、
「Buon appetito (いただきます)」「Andiamo! (行こう!)」といった、一言でよく使われる表現も
だいたい感覚に慣れてきます。

また、ちょっと長くなれば
「Ho comprato qualcosa di buono da mangiare (うまいものを買ってきたよ)」
といった、単語的にはそんな難しくない表現であれば 理解できました。

“普段の日常”という文脈を共有してるからこそ、
より理解がはかどりましたね。


うまくいかなかったこと

うまくいかなかったこと...
qimono / Pixabay

●案外英語に頼りがち!

workawayをやっているホストさんとは、基本的に英語でコンタクトしあう。
だから、いざ会っても 結局英語で話してしまうことが多かった。

常にイタリア語で話してくれるよう、お願いもできた。
けど、それなりの知識/ヒアリングスキルがないと「なんて言った?」「それってどういう意味?」と、
ずっと尋ね続けてしまうことに…。

そうなると、ちょっと申し訳なさもあったし、
workawayはあくまでも 労働をすることが求められている、ということ。
だから、スムーズにコミュニケーションできるにこしたことはない。

実際、ネイティブにしっかり付き添ってもらう!本格的にフィードバックをもらい続けたい!
ということであれば、語学学校の方に旗が上がるかな、と思いました。

●初級レベルだと、ほとんど会話を理解できない!

イタリア人同士の会話は ひたすら耳にした。
けど、正直何について話しているのかは ほとんど理解できない。(一割にも満たないくらい・・・?)

イタリア語については、ほとんど初心者。
どちらかといえば、普段のネイティブ同士の会話からよりも
日本から持ち寄った教材から 新しく学んだことのほうが 大きかったです。

上述したように、ところどころに出てくる単語や接続詞は理解できるのですが、
全体として語られている内容までは 把握できませんでした…。


【結論】: 中級レベルまで鍛えてから行くのがベスト

結論。
geralt / Pixabay

●基礎は他の方法で学んだほうが早い

アルファベットや、基礎的な文の構造など。
言語の中でも、一番基本中の基本なところから学ぶとすると、
それなりの時間と意識をコミットする必要がある。

この段階までなら、がんばればひとりで独習できるし
ネイティブ教師や語学学校につけば まとまったカリキュラムで教えてくれる。

けれど、workawayのホストさんの場合には、そもそもホストさん自身の時間がある

教えるのが好きで手伝ってくれる、という場合でも
毎日のように 時間をかけて付き合ってくれるとは限りません。

なので、基礎レベルを身に着けるのだったら、
workawayをする必要はないのではないか?と思いました。

●中級レベルから 学びの質が上がる

だいたいの文法が理解でき、型にはまったフレーズもたくさん言えるようになれば、
それを通して、話すことも聞くことも ある程度できるようになるでしょう。

「〇〇〇ってなんて言うんだっけ」
「今言った~~~ってどういう意味?」

そんな質問も現地の言葉で行なって、説明もその言葉で受けられるのではないでしょうか。
そうなれば、日常の様々な面から 新しいフレーズ・語彙・言い方・学ぶ機会が生まれるし、
良いスピーキング・リスニングの練習になるでしょう。

●Workawayはあくまでボランティア

やはり、語学学校に通うのとは違って、メインは”ボランティア”です。

「旅人と交流する」のが目的なホストさんがほとんどと思われるし、
ことばを教えてくれるのにも 熱心な方々が多いのではないかと 思われます。

ただ、本格的に「とにかく語学力を伸ばしたい!」という際には、
ボランティアとして捧げる労働時間の割合も考えたほうがいいし、
普段の日常時間を いかに語学学習に活用できるか、に大きくかかっているのではないでしょうか。

となれば、最初から何も話せない状態から しどろもどろになっているよりも、
ある程度 その言語で話す・聞くができた状態から入って、さらに伸ばしていく方が
より効果的なのではないでしょうか。

ちなみに、今回ふくろうは 「イタリア語A1 (初級レベル)」まではたどり着けたよ。
さすらうフクロウ。
さすらうフクロウ。
でも正直、テキストから学んだことのほうが大きかったかなぁ。
さすらうフクロウ。
さすらうフクロウ。
ためらうネコ。
ためらうネコ。
そうかぁ。やっぱ、基本的なところは ちゃんと学んでから行ったほうが いいのかな。

うん。でも、「とりあえずその国に行きたい!」「現地の人と関わりたい!」という目的が同じように強いのなら、workawayでも いいと思うな。
さすらうフクロウ。
さすらうフクロウ。
やっぱり、ごはんも住むところも出してくれて お金の節約にもなるしね。
さすらうフクロウ。
さすらうフクロウ。
ためらうネコ。
ためらうネコ。
その人のやりたいことに応じて、てことだね!

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